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石匠風間ブログ

深谷から箴言

 
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『広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由』スティーヴィン・ウェッブ

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内容(「BOOK」データベースより)
宇宙がエイリアンだらけならみんなどこにいるの?20世紀を代表する物理学者フェルミが提出したこのパラドックスを解決するために、宇宙論、物理学、生物学、数学、確率論から社会学、SF的想像力までを総動員し、宇宙と生命の謎へと挑む極上のサイエンス・エンタテイメント。



久しぶりに理屈っぽいのを読んでみました。
これはしかし、予想以上に難しかった、何度か挫折しかけながらかなりの日数をかけてようやく読み終わったなあ。

数式も随所に出てくるし難しすぎでしょこれじゃ。
でも「フェルミのパラドックス」という魅力的な題材にはやめられない吸引力があるのですよ。

「宇宙人はいるの?」
と、よく子どもたちに質問されたものです。

「地球外に生物はいるだろうけど、文明を持った知的生命はいないんじゃないかな」というのがその都度の回答でした。

世の中にはUFO研究科とかその手の輩も多いしその手のテレビ番組も頻繁なので、ぼくの答えにそれほど多い賛同は期待できないでしょう。でも科学を信じるぼくのイデオロギーとしてここは譲れないかな。

かといって誤解してもらっちゃ困るのは日々SF小説を読み漁る人間として、現代科学を上回る劇的な展開を内心期待してもいるのです。ある日突然巨大UFOが舞い降りて・・・みたいな。

エンリコ・フェルミは優れた物理学者でした。
彼が唱えたパラドックス=逆説はとても素直な言わば当たり前の疑問です。

宇宙がこれだけ広ければ生命誕生が地球にしか起きないというのは不自然だし誕生すればその文明を高度に発展させるのだって想像に難くない。

だのになぜ、未だにエイリアンが訪ねて来ないのか?連絡も痕跡もないのか?



「すでにあるじゃないか」とUFO研究家などが言うかもしれないが、科学的見地に立てば万人が納得する証拠はないのです。

それに対する答えとして物理学のみならず生物学・数学・社会学などを駆使して千差万別の解答を用意してくれた本書です。

太陽系外の惑星で地球型のは、近くても4光年以上距離あるからひょっこり行ったり来たりできないのは明らかです。光の速さで4年かかるわけだから。地球の現代のロケットなら数千年かかるとか。

生命の進化にしても、原核生物から真核生物に移行するだけで大変な時間と偶然が必要でほとんど奇跡に近いらしいです。

等など、「こんな理由で見当たらないのだよ」という諸々の解答を提示し、とても難しいけど知的好奇心を満たしてくれる本です。
「実は来ている」「存在するがまだ連絡はない」「存在しない」の三部に大きく分類されて肯定派否定派どちらにも偏らないニュートラルな態度はあらゆる可能性を見過ごさないという意味もあろうが、好感が持てるとしたものです。

しかし、読み疲れたw
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