石匠風間ブログ

深谷から箴言

 
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『逆説の日本史14』井沢元彦

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内容(「BOOK」データベースより)

江戸時代にあって最も爛熟をきわめた元禄の世(1688年~1703年)は、日本近世史上最大の“大変革”の時代でもあった。今に伝えられる「忠臣蔵」美談創作の裏に秘められた日本人の精神構造の大転換はじめ、21世紀の今を生きる日本人の原像がここにあった。名君綱吉の治世が揺るがした刃傷と仇討ち。赤穂事件が「忠臣蔵」に変移した謎。



久しぶりに逆説シリーズの未読刊を購入。
もちろん安定の面白さ。

いや~、いつもに増して「逆説」っぷり全開だったかな。
江戸時代中期を扱った本巻、日本史のなかでは最も人気のないつまらない時代とされてるだろうが、これはとんでもないなと認識を新たにしました。

なにせ、「生類憐れみの令」で犬公方と呼ばれ現代でも馬鹿にされる徳川第5代将軍「綱吉」は名君だったというのだから。
でその理由を滔々と述べてくれるわけだが、これがとても説得力あるんだよなあ。

詳細はまた別の記事にして書きますが、こうして意図的に悪者にされた人物ってほんとに多いなあ。

「悪者にされた」といえば忠臣蔵の吉良上野介もその一人、なぜ我々現代人が吉良=悪のようなイメージを固定させてしまったのかを事細かに分析してます。これもまた目からうろこ。

江戸時代中期ってわずか300年前なわけで、その頃の認識がこうも真逆に定着してるってのはどうなんだろ、歴史専門家の責任は大きいんじゃなかろうか。

後半は江戸の文化面。日本史の授業でやったけど嫌いだったな退屈で。
ところが、たとえば紀伊国屋文左衛門や淀屋長五郎などの商人たちの逸話なんてむちゃくちゃ面白いじゃないか。こういうのも授業に取り入れたら良いのに。

他にも徳川綱吉が身長130cm台だったとか、教科書には載らないようなエピソード満載でそこも魅力です。

ただ他巻でもそうだけど中国韓国批判がいささかくどい感はあるかな、それでも歴史を語る上で避けて通れないってことなのだろうけど。ちょっと辟易するのはそのところ。

とはいえこのシリーズだけは借りたり中古買ったりせず新規購入して本棚の目立つ所にいつも並べてるのは面白いから何度でも読み返せることの表れです。
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